【新唐人2010年6月18日付ニュース】新唐人テレビ局主催の「全世界中国料理コンテスト」のアジア予選も、6月20日で申し込みが終了。ミシュランガイドで1つ星に選ばれた香港の名店のご主人も、コンテストへ期待します。
ミシュランで紹介された香港の店はどこも高額です。そんな中、日本円で約600円もあれば美味しい夕食が食べられるのが、香港島にある『阿鴻小吃(アーハン スイハー)』。6年前に開業して以来行列が絶えず、去年はミシュランの1つ星に選ばれました。店の主人、黎さんはこの道30年。真面目な人柄で知られますが、創業当時は苦労が絶えなかったそうです。
阿鴻小吃の主人 黎偉鴻
「人に優しく、仕事も真面目にやり、ずばり言う。細かいことには、こだわりません」
成功の秘訣は、「細心の注意を払うこと」。例えば、この肉は柔らかいのに、しつこくない。これはタレ以外に、切り方も肝心です。
阿鴻小吃の主人 黎偉鴻
「肉が硬めだったら、薄く切ります。柔らかければ、薄くは切りません。口当たりをこだわります。すじの方向も見ます。いつまでも勉強ですね」
黎さんの店では、看板料理の肉のマリネのほか、バラエティ豊かな伝統料理も人気を集めています。
伝統料理のさらなる発展を趣旨とする「全世界中国料理コンテスト」に対し、黎さんも強く応援します。
阿鴻小吃の主人 黎偉鴻
「新唐人テレビ主催のコンテストの成功のほか、料理人の技の向上とより多くの方の参加を願います」
新唐人記者がお送りしました。